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ストーリーでブログ記事を書く方法を大人気マンガ『鬼滅の刃』に学ぶ

投稿日:2021/04/16 更新日:

こんにちは、やすこうちです。

 

『鬼滅の刃』大人気ですね。

マンガからアニメ化、映画化までされ、
いまや知らない人はいないくらいだと思います。

アニメや映画を観て涙した人も多いことでしょう。

 

ぼくも映画館に足を運び、
原作を読んで内容を知っていながらも
涙をポロポロこぼして観ていた内の1人です。

 

アニメの第2期の放送も決まって
まだまだこの勢いは続きそうですね。

 

 

そこで『鬼滅の刃』が大人気になった
理由を考えてみたんですが、

【それぞれの登場人物のストーリー(物語)が
作りこまれている】

 

これが一つの大きな理由になっているだろうな。
という結論に至ったので、

今回は『鬼滅の刃』の内容に少し触れながら
ストーリーでブログ記事を書く方法について書いていきます。

 

 

スティーブ・ジョブズの演説でも使われるくらい
物語のチカラは強力です。

 

そのチカラを文章に活かせれば、
取扱説明書のようなただツラツラと書かれた
飽きて最後まで読めない文章より、

圧倒的に読んでもらいやすく、
人の記憶に残る文章になります。

 

ではさっそく解説していきますね。

※ネタバレが多少あるため、
気にしない方だけ先をお読みください。

 

『鬼滅の刃』のあらすじをサクッと解説

まず、念のため『鬼滅の刃』のあらすじを
めちゃくちゃシンプルにまとめると、

〔人を食べる鬼達〕と
〔鬼殺隊と呼ばれる鬼達を狩る人達〕

との戦いです。

 

主人公の炭治郎(たんじろう)は、
ストーリーの冒頭で妹以外の家族を鬼に殺され、

唯一生き残った妹は鬼になってしまいます。

 

この物語は鬼になってしまった妹を
人間に戻す方法を見つけるために、

炭治郎が鬼殺隊に入り、
鬼を倒しながら旅をするお話です。

 

内容は意外とシンプルですね。

 

読者の「感情」をグイッと引っ張り出す

では、シンプルな内容にも関わらず、
どうしてここまで人気になったのか?

 

それが冒頭でお伝えした

【それぞれの登場人物のストーリー(物語)が
作りこまれている】

 

ということになります。
(あくまでマーケティングの戦略などを除き、
物語の内容だけを考えた場合です。)

 

主人公やその友達だけでなく、

敵である鬼や他の鬼狩りの人達の
ストーリーまで作りこむことで、

読み手が「共感」する可能性が
格段に高まるんですよね。

 

共感できるポイントがあればあるほど、
読者はドンドン惹きつけられます。

 

 

人はある物事に対して自分自身の経験から
似たような状況を想像(類推[るいすい])する
チカラがあるので、

たとえば、

主人公が家族を殺されるシーンをみた読者は、

自分の大切な人を亡くしたときや、
どうしてもお別れしなければならないとき。

家族同然で過ごしていたペットが
亡くなったときの場面を想像します。

 

そして、どうにもならない悲しみや
もう一生会えないという絶望感、

明日からどうやって生きていけばいいんだ…。
という虚無感などの感情を想像して共感するというわけです。

 

ぼくも飼っていたネコが旅立ったときには、

「一緒に過ごしてくれてありがとう…。」

と声をかけながら大泣きした経験があるので、
別れのシーンはとくに共感できます。

 

このように読者が経験したことがある感情を
グッと引っ張り出すようなイメージですね。

この「共感」がストーリーを作るための
ポイントのひとつ
になります。

 

 

もし自分の文章に活かすとするなら、

読者に
「自分も似たような失敗したとき
めちゃくちゃ落ち込んだ!」

「わかる!どうしてもそうなりがちだよねぇ」

という風に共感してもらえるような
書き方ができるといいでしょう。

 

読み手に「疑似体験」をさせよう

じゃあどう書けば「共感」してもらえるの?
と思いますよね。

そこでポイントになるのが
「疑似体験」です。

 

疑似体験をすると、
人はその体験を似たような状況を
自分の記憶から引きだしてきます。

 

たとえば、

『鬼滅の刃』に我妻善逸(あがつまぜんいつ)
というキャラがでてきますが、

善逸はいくら修行をしても六つある型の内、
一つの型しか習得できませんでした。

 

失敗を繰り返し、逃げ出し、落ち込み、
諦めたくなり、それでも何度も修行に励みました。

でも一つの型しか習得できなかったのです。

 

というストーリーを読んだときに、

 

挑戦したけどうまくいかなかった経験、
そのときの苦い思い出などを自分の記憶の中から
思い浮かべます。

 

ぼくはサッカーをやっていたので、

試合中にコーチに怒鳴りつけられて
恥ずかしい思いをしたり、

うまくできない自分にイラついた経験などを
実際に思い浮かべました。

 

何度やってもうまく出来なくて諦めたり、
練習したくなくなったことも多々あったので(笑)

 

このように「疑似体験」をして、

実際に経験したときの感情を
思い出すことによって、

その人物のストーリーに共感する
のです。

 

感情の振り幅を大きくする

ただ、疑似体験とはいえ、
なんでも良いわけではありません。

感情の振り幅を大きくするのがコツです。

 

もし物語のスタートで、

炭治郎がすでに鬼殺隊に入っていて、
鬼と戦っている状況だったら、
今のように人気にはなっていなかったと思います。

 

ただの炭売りの少年だった炭治郎が、
家族を殺されてしまい絶望。

唯一、妹はまだ助かるという
わずかな希望を抱いたのに、

実は鬼にされていました。
という追い打ちをかけるような現実。

そんな絶望の淵でも諦めず立ち上がり、
妹を助けるために前に進む炭治郎。

 

このようなマイナスの感情から
プラスの感情への振り幅が大きいからこそ、

多くの人が惹きつけられ、人気が出たんですね。

 

「感情」を引き出せるかがカギ

まとめると、

ストーリーで読み手に「疑似体験」させて
「感情」をグイッと引っ張りだせれば、
読み手は共感して惹きつけられる。

ということです。

 

カギは読者の「感情」を
引っ張り出せるかどうかですね。

 

今回の『鬼滅の刃』のように
マンガから学べることは意外とたくさんあります。

 

人気が出ているマンガなんかは
教科書にもなりえるので、

ビジネス的な視点で読んでみるのもオススメですよ。

 

ぼくはマンガが大好きなので、
色々読んでビジネスにも役立てています。

もしあなたの好きなマンガがあったら教えてください!


教えてもらえたら読むので、
一緒に語り合いましょう^^

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プロフィール

やすこうち

1991年生まれ千葉県出身。

自分の人生を好きに選ぶ余裕がなければ、毎日を楽しめなくなるし、大切な人とのお別れも出来なくなる可能性があると思い、

【自分の人生を好きに選べる余裕がある生活】ができる人を増やしたくてブログ運営中。

趣味は、フットサル・からおけ・読書

今一番好きなマンガ「この音とまれ!」